モンゴルにご関心を寄せる全ての皆さまへ

　弊行Trans Bank東京駐在員事務所は、今般、銀行法52条に基づく外国銀行の日本事務所としての申請を行い、受理されたことを以て、モンゴル商業銀行の日本事務所として正式に発足することとなりました。ここにモンゴルにご関心を寄せる全ての皆さまへご挨拶を申し上げたいと思います。

　弊行Trans Bankの正式名称は「Transport & Development Bank of Mongolia（日本語名:モンゴル交通開発銀行）」になります。

　1997年の創業の際に、当時、モンゴルの交通・物流事業で財を成した現地富裕層が設立した経緯により、その名称に「Transport（交通）」の名称が名付けられています。一方で、その後のモンゴル経済と銀行セクターの混乱期を経て、2016年に新たな株主に代わり、新生Trans Bankとして新たな成長を開始しております。以来、新たな株主の任命の下、新たな経営陣による銀行経営が進められ、茲許においては、急成長を果たしているモンゴルの中堅銀行として各方面から定評を得ています。

　2022年10月、Trans Bank経営陣は初の海外事務所として東京に駐在員事務所を開設することを機関決定し、日本全国のモンゴルへ関心を寄せる中小企業の皆様、企業オーナーの皆様、個人投資家・富裕層の皆様へ、成長著しいモンゴルの経済情報をお届けすることで、一層の日本モンゴル間の通商貿易投資関係の強化を図ることとしました。

　戦後の日本経済を支えた現在の日本の大企業の海外雄飛が、20世紀後半の日本経済を支えたとしたら、21世紀の日本経済を支えるのは地方を含めた日本の中小企業の国際化であると考えています。そして小さいながらも東アジア随一の親日国であるモンゴル市場は、その中小企業の最初の海外市場への橋頭保として適切なのではないかと考えています。

　弊行Trans Bank東京駐在員事務所が、幅広く日本のモンゴル市場へご関心を寄せる皆様に対して、良き「水先案内人」であるよう邁進したいと考えています。また、同時に良きお金の「玄関口（ゲートウェイ）」でありたいと真に願っております。皆様からのご相談を心よりお待ち申し上げております。Trans Bank東京駐在員事務所を何卒宜しくお願い申し上げます。

　Trans Bank東京駐在員事務所を何卒宜しくお願い申し上げます。

モンゴル交通開発銀行東京駐在員事務所
                  所長　内田 肇